Letterboxの設定方法

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概要

  • レターボックスを使う際の、解像度の計算や各種設定方法を紹介します

  • 画面の上下に、 10% の割合でレターボックスを表示させます

  • Playblastで出力するまでの手順を紹介します

  • RenderOverrideノードを作成しておいてください


手順

  1. まず、ResolutionGateの”解像度”を確認します

    • 基本的に、最終レンダリングする時の解像度か、その倍率になります

    • 今回は 1920 x 1080 とします

  2. レターボックスを画面の上下に10%ずつ加えるため、先ほどの解像度の高さを 1.2倍 します

    • 計算結果は 1296 (px)になります

  3. RenderSettingsのImageSizeに、先ほどの解像度(1920 x 1296)を設定します

    • (レターボックスの表示位置はResolutionGateが基準になっているため、解像度の設定が必要になります)

    RenderSettings
  4. RenderOverrideノードの、レターボックスの TopBottom アトリビュートの値を、それぞれ 108 に設定します

    • レターボックスの幅は、RenderSettingsの解像度の値を基準に計算されます

    • 1296 の値を基に、上下に 108 分ずつレターボックスを表示させます

      • (※ResolutionGateの高さの比率に基づいて表示されます)

    LetterboxAttr
    LetterboxView
  5. RenderOverrideノードの Text String アトリビュートに表示させたいテキストを入力し、レターボックス上に文字が表示されるか確認します

    • 文字の大きさをレターボックスの高さに合わせたい場合は、 Fit text size to letterbox アトリビュートを on にします

    • 必要に応じて Text ScaleOffset アトリビュートを調整してください

    TextAttr
    DisplayText
  6. カメラの Overscan アトリビュートを 1 に設定します

    • この設定をすることで、Playblast時にResolutionGateの枠でビューが切り抜かれます(AfterEffectsなどの編集ソフトで切り抜き作業を行わずに済みます)

    CameraOverscanAttr
  7. Playblastのオプションを開き、”Display size”アトリビュートを From Render Settings に設定します

    PlayblastOption

    (他のオプションは自由に設定してください)

  8. オプションダイアログの Playblast もしくは Apply ボタンをクリックし、Playblastを実行します

    • 出力された動画を確認してください