Actions (外部Pythonファイルの利用)


概要

  • Pythonスクリプトを使うことで、状況に合わせたテキストを生成し、表示させることができます

  • この作例では、RenderOverrideノードの Actions アトリビュートと組み合わせ、アクションの情報を出力する方法を紹介します

    ActionsResult

    テキストの表示を、右上のように切り替えることができます


サンプル プロジェクト

  • このプロジェクトの完成シーンです (Maya®2022で保存されています)


手順

1. Actionsアトリビュートの設定

  • Actions アトリビュートに情報を加えてください

    ActionsAttr

    アクション名/ 開始フレーム/ 終了フレームを入力します

2. Pythonスクリプトの準備

  • 今回は、プラグインで用意されている actions.py を使用します

    • Pythonファイルは C:/ProgramData/Autodesk/ApplicationPlugins/RenderOverride/Contents/plug-ins/[OS-MAYA VERSION]/python/actions/ にインストールされています

    • RenderOverrideをロードした段階で PYTHONPATH が通っているので、すぐに使うことができます

      • (自分で作ったPythonコードを実行させたい時は、 PYTHONPATH などを使用し、パスを通しておくことを推奨します)

3. Textアトリビュートの設定

  1. Textの Enable にチェックを入れます

  2. Textの Generate TypePython に設定します

  3. Text String アトリビュートに、次のコードを入力します

    import actions;actions.actions_text()
    
    TextAttr
    • テキストボックス上で右クリックし、 Python: Actions を選択する方法でも、コードを入力することができます

      TextRightClicked

4. 表示の確認

  • タイムラインを再生させ、次の動画の、右上のテキストのように表示が切り替われば成功です

    ActionsResult